むちうちの原因
鞭打ちは、交通事故外傷やスポーツ外傷でよくあります。
外傷性頚部症候群・頚部捻挫・頚部挫傷と呼ぶこともあります。
頭部と体部の間の頸部が、過度に揺さぶられて損傷するケガです。
衝撃で骨・筋肉・靭帯・神経などの軟部組織が、複雑に損傷するケガです。
むちうちの治療先はどこがいいか?
病院へ行くケース
急性期は、初めに大きな病院でCT・MRIなど精密検査してください。自覚症状の有無は関係ないです。
数日後に症状が出ることが多いです。
1番怖いのは、グレード3から4です。これは確実に医者の仕事です。
慢性期で、起立性頭痛・めまい・ふらつきなどがあれば、脳脊髄液減少症の可能性があります。
これも専門医の仕事です。
指先などに神経症状が出たら病院のほうがいいですね。
整骨院へ行くケース
グレード0から2までが整骨院のケースです。
うららか整骨院を利用するメリット
- 病院ではできない丁寧な筋肉への徒手療法(マッサージ)
- きめ細やかな医療機器での物理療法
- テーピングなどの可動域補助
- 通院のしやすさ。早期治療と継続して通院することが重要です。【営業時間が病院より良い】
- 運動療法としてピラティスができること
- グレード3で、首に負荷がかかり代償的な筋肉の緊張が頸部以外にある時の対処療法
むちうちの分類
むちうち関連障害で、ケベックWAD分類グレートがあります。
ムチ打ち関連障害に関する臨床的区分 | |
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0 | 頚部の愁訴なし |
1 | 頚部の疼痛,硬直,または圧痛の愁訴のみ,客観的兆候なし |
2 | 頚部の愁訴と骨・筋肉症状の存在(関節可動域制限の低下や圧痛など) |
3 | 頚部の愁訴と神経学的所見の症状の存在(深部反射の低下・消失,筋力低下,知覚障害など) |
4 | 頚部損傷と骨折または脱臼 |
むちうちの症状
全てのグレードにおいて難聴,めまい,頭痛,記憶喪失,嚥下障害,顎関節痛がでる可能性があります。
主な症状は下記です。
- 頚部・背部痛
- 頚部緊張
- 頭痛
- 肩痛
- 上肢の痛み麻痺
- 感覚異常
- 倦怠感
- 視覚障害
- めまい、耳鳴り
- 睡眠障害、情緒不安定、記憶消失
- 嚥下困難
- 顎関節疾患
ご予約お待ちしております。
ではでは。